25.愛をこめて
耐え切れなくて、はリンクの体を力いっぱい押して、距離をあける。リンクは傷ついたような顔をしていた。自分が拒否されたと思ったのだろう。けれどそれに関して弁解する余裕なんて生憎にはなくて、自分の想いをすべてリンクにぶつけた。「っわたしはね!!…
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24.『好きだよ』
“屍の館”、というヒントのもと、ひとまずは食料などの補充をするためにカカリコ村に戻りつつ、手がかりを探す、といった流れで決定したのだが、今からハイリア湖を出発したところで日が暮れるまでにカカリコ村にはたどり着かないので、今日のところはハイ…
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23.水の神殿の開放
「そろそろ吟遊詩人が帰ってきそうだな。旅立たねば」「どこへ行くの?」「あてのない流浪の旅ってところか。また会おう、」 そういってダークリンクはすっと立ち上がると、旅立っていった。一瞬身体が追いかけようとするも、踏みとどまる。はその後姿を見守…
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22.シャドウ
リンクが水の神殿へいってもう半日くらいたったのだろうか。話したり、沈黙したり、ちょっと昼寝したりしていたらあっという間に空が暗くなっていた。まだリンクは帰ってこない。彼の安否はわからないが、なんとなく彼は無事な気がする。そう信じている。「…
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21.with シークatハイリア湖
水のセレナーデを奏でると、身体が光に包まれて、気が付けば辺り一面が穿たれた小島のような場所に降り立った。島の中央には大きな樹が存在感を示すように鎮座している。メインの陸とは橋が渡されていて、覗き込めば水面が見える。それにの脳のシナプスが刺…
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20.氷の世界、ゾーラの里
炎の神殿を出てゴロンシティへ戻る。すると既にリンクがダルニアの部屋に待っていた。は駆け寄り、かけたかった言葉を伝える。「おかえり、リンク」「、ただいま。賢者、ダルニアだったよ」 にっ、とリンクは笑った。そして、不意にを抱きしめた。突然のこ…
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19.邪竜ヴァルバジア
入ってすぐにある真ん中の大きな階段を上って、そこからさらに左に曲がって扉を開ける。このフロアの底はマグマで、移動は、いくつか突き出ているある程度平らな岩石の上を飛びながらするようだった。そしてそのフロアの一番奥でダルニアの姿をとらえた。彼…
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18.ゴロンの救出
炎の神殿は物凄い暑さで、とてもじゃないが中で活動するには限界というものがあった。引き返してゴロンのリンクに相談すると、耐熱素材でできているゴロンの服をくれた。二人で同じものを着たので、いわゆるペアルックのような状態になり、は少し嬉しかった…
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17.高き山にて
これが、シーク。目以外のほとんどの顔を包帯で多いつくし、ゴシップストーンと似たような、大きな瞳の真ん中から一粒の涙が流れ出ているマークの入ったぴっちりとした服を着ていた。片目を長く美しい金の前髪で隠してほしいのいて、わずかに露出したところ…
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16.「いってきます」
「リンクはハイリア人ということは知ってると思うデスが、ボクはもっと詳しいことを伝えるデス」「続きがあるの?」 幼いリンクからしたら、与えられた情報がすべてであって、それに対して、なぜ、だとか、どうして、だとか疑問なんて持たなかっただろう。純…
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15.森の目覚め、開放
異次元、つまり絵の中の世界へ行ったと思ったら、次には違う絵から出てきて、昔リンクに放ったような邪悪なオーラをまとった光の玉を放ち、リンクに攻撃をする。ファントムガノンを倒すには、彼がたちが存在する次元に出てきた瞬間に攻撃をするしかない。け…
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14.深い森のおく
「ミドはコキリの森のボスみたいな存在なの?」「う、うん、まあね……」「すごいねー。ボスは大変?」「そんなことないよ……うん」 ミドの反応がとっても面白くて、はついついミドに話しかけてしまう。そんなが面白くないリンクはむすっと黙り込んで二人の…
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